毛染め専門店ってどうなの?よくある疑問に答えます。
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ヘアカラー専門店とは?
最近街中やショッピングモールの店内でも見かけることの多くなった毛染めヘアカラー専門店。
※写真の毛染め専門店は店舗数も多い「ヘアカラー専門店 fufu」です。
取り扱いしているメニューを見てみると、カットやパーマはなく、ヘアカラーのみの専門店で、料金は非常に低価格。
白髪が多くて頻繁に毛染めをしている方や美容院の毛染めが負担になっている方の中には気になっている方も多いのではないでしょうか。
毛染め専門店に興味はあるんだけれど、いろいろと不安な点もある。今回はそんな方に向けて毛染めヘアカラー専門店のよくある疑問・質問にお答えします。
美容院に比べ料金が安いけど大丈夫なの?
毛染め専門店の料金相場
毛染め専門店の料金は全体染めでも3,000円ほどが相場。部分染めや根元染めであれば1,000円〜2,000円ほどで染められる店舗もあります。
一般的な美容院であれば5,000円〜8,000円ほどが相場であるのに比べて、ほとんどの毛染め専門店では非常にリーズナブルな料金設定になっています。
もちろん安く染められるのは有難いのですが少し心配にもなります。
「安い染料を使っている?」「プロでない人が安く染めている?」「仕事が雑?」など、安さの裏に何かあるのではないかと勘繰りたくもなります。
毛染め専門店はなぜリーズナブル?
心配は不要です。リーズナブルな料金設定は、様々な部分で効率化をはかることで実現されているのです。具体的な例をあげると、
- 券売機を使ってセルフで清算をするので人件費が抑えられる
- 毛染め専門店なのでヘアカラー剤を大量仕入れすることができ価格が抑えられる
- オートシャンプーを導入してシャンプーにかかる人件費が抑えられる
- セルフドライヤー制なのでブローやセットにかかる人件費が抑えられる
- 指名がなく順番に担当になるので待機時間がなく効率がよい
- メニューが少なく業務が単純化されているので効率がよい
- 省スペースな立地でも営業できるので家賃が抑えられる
など、業務の効率化によってコストダウンをはかっていることが分かります。
使われているヘアカラー剤は一般の美容院で使用しているものと大きく変わるものではなく、決して品質面でコストを落としているわけではありません。
コストダウンの面もありますが、業務の効率化は同時に時間の短縮にも一役を買っています。
ブローやセットも美容師さんにやってもらえばきれいに仕上がりますが、その分どうしても時間はかかってしまいます。自分でさっさと仕上げてしまえば時間の短縮にもなります。
券売機での清算やオートシャンプーなども最初は戸惑いもありますが、慣れれば気になりません。美容院のような優雅でリラックスした雰囲気はありませんが、リーズナブルな料金で、さっと染められて、さっと帰ることができるのが毛染め専門店のいいところです。
本当に美容師免許を持ったプロが染めてくれるの?
プロの美容師が施術
毛染め専門店は料金があまりに安いため、美容師の資格を持っていないスタッフが染めているのではないかと心配の方も多いようです。
その心配はありません。
厚生労働大臣の免許を受けた美容師でなければ、美容業を行うことができないと定められています。この美容業にはカットやパーマだけではなく染毛も含まれています。
したがって美容院であろうと毛染め専門店であろうとスタッフは全て免許を持った美容師です。料金の安い毛染め専門店であっても、ヘアカラー・毛染めをしてくれるのは全て美容師の免許を持ったプロですので安心してください。
ヘアマニキュアやヘナカラーもやってもらえるの?
ヘアカラー剤だけの店舗がほとんど
店舗にもよりますが、ほとんどの店舗ではヘアマニキュアやヘナカラーの取り扱いはしていません。通常のヘアカラー剤を使った毛染めだけの店舗がほとんどです。
毛染め専門店では効率化によってコストダウンしていることからも、時間や手間のかかる施術は対応外となっていることが多いようです。
毛染め専門店のチェーン店をいくつか確認してみましたが、次のような毛染めには対応していないと記載がありました。
- ヘアマニキュア(酸性染料)
- カラートリートメント(塩基性染料・HC染料)
- ヘナカラー(植物性酸性染料)
- ブリーチ
- ウィ−ビング
- 黒染め
※店舗によっても違いがありますので、ご利用前に直接店舗にご確認ください。
男性でも利用することはできるの?
男性も毛染め専門店を使えるか聞いてみました。
最近では、男性でも白髪染めをする方が増えているようですね。
毛染め専門店のチェーン店のQ&Aの中にも「男性でも利用できるか」という項目があり、調べた毛染め専門店チェーン店では全て利用可能との回答でした。
実際に近隣の店舗に男性の訪問状況をお聞きしたところ、男性同士が重なるほど多くはないものの、土日を中心にそれなりの割合で男性利用者は多いということでした。
